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エンジニアのテレワークを効率化!おすすめタスク管理アプリと必須ツール活用法


はじめに

テレワークが普及した今、自宅やカフェ、出張先など、さまざまな場所で働くエンジニアが増えています。
しかし「やることが多すぎて整理できない」「進捗をチームに共有しにくい」といった課題は避けて通れません。

そこで重要になるのが タスク管理アプリ
ノートや付箋でもタスク管理はできますが、リモートワークでは リアルタイム共有・進捗可視化・通知機能 が欠かせません。

さらにエンジニアの場合は、

  • 連絡ツール(SlackやTeams)
  • ソースコード共有(GitHubやGitLab)

と組み合わせて使うことが前提になります。

この記事では、テレワークにおすすめのタスク管理アプリの比較とあわせて、エンジニアならではの Slack・GitHubとの連携活用法 を詳しく解説します。


タスク管理アプリを使うメリット

1. 作業効率が上がる

タスクを整理して優先度をつければ、「次に何をすればいいか」で迷わずに済みます。

2. チームで進捗を共有できる

リモートでも誰がどの作業を担当しているか一目で分かり、連携がスムーズになります。

3. 抜け漏れ防止

締め切りやレビュー依頼を自動で通知してくれるので、忘れがちな作業もカバーできます。

4. モチベーション維持

完了したタスクがリストから消えることで「達成感」が得られ、在宅勤務の孤独感も減ります。


テレワークで使いやすいタスク管理アプリの条件

  • マルチデバイス対応(PC・スマホ・タブレットで使える)
  • リアルタイム同期(どこからでも同じ情報にアクセス)
  • チーム共有機能(プロジェクトごとに割り当てや進捗管理ができる)
  • 直感的UI(操作が複雑すぎない)
  • コストパフォーマンス(無料プランでどこまで使えるか)

おすすめタスク管理アプリ比較

1. Trello(トレロ)

  • 特徴:カンバン方式でカードを動かしながら管理
  • メリット:視覚的で分かりやすい、外部連携豊富
  • デメリット:複雑なプロジェクトには不向き
  • おすすめ利用:小規模チーム、シンプルなプロジェクト

2. Asana(アサナ)

  • 特徴:リスト・ボード・タイムラインなど多彩な管理形式
  • メリット:プロジェクト全体を俯瞰できる
  • デメリット:個人利用にはやや重い
  • おすすめ利用:複数人での本格的なプロジェクト管理

3. Todoist(トゥードゥイスト)

  • 特徴:個人タスク管理に特化
  • メリット:シンプルで使いやすい
  • デメリット:チーム利用には弱い
  • おすすめ利用:在宅ワーカーの個人タスク整理

4. Notion(ノーション)

  • 特徴:タスク管理+ナレッジベースの万能ツール
  • メリット:情報一元化が可能
  • デメリット:多機能すぎて慣れるのに時間がかかる
  • おすすめ利用:チームのWiki+タスク管理をまとめたい場合

5. Microsoft To Do

  • 特徴:シンプルなタスク管理、Outlookと連携
  • メリット:Microsoft 365ユーザーに最適
  • デメリット:機能はシンプルで拡張性は低め
  • おすすめ利用:Microsoft環境での個人管理

比較表

アプリ名

特徴

強み

弱み

向いている人

Trello

カンバン式

視覚的・外部連携

大規模には不向き

チームでシンプルに進捗を見たい人

Asana

多機能

プロジェクト全体把握

個人利用に重い

中〜大規模チーム

Todoist

シンプル

個人利用最適

チーム利用不可

在宅ワーカーの個人整理

Notion

多機能・柔軟

情報一元化

学習コスト高

自分で仕組みを作りたい人

Microsoft To Do

Microsoft連携

Outlook親和性

機能はシンプル

Microsoft 365ユーザー


エンジニアに必須の連携ツール

タスク管理アプリは便利ですが、エンジニアの現場では Slack(連絡)とGitHub(コード管理)との連携 が必須です。

🔹 Slackとの連携活用

  • TrelloやAsanaのタスク更新をSlackに自動通知
  • 期限が近いタスクをSlackでリマインド
  • Slack上でタスクを作成できる(例:SlackのメッセージからTrelloカードを作成)

👉 メリット:チャットがハブになり、わざわざアプリを切り替えなくても進捗共有が可能。


🔹 GitHubとの連携活用

  • Issueをタスク管理に利用(バグ・機能追加をタスク化)
  • プルリクエストをタスク進捗として可視化
  • Trello/Asanaと連携して、コードの進捗がタスクボードに反映

👉 メリット:タスクとソースコードを結びつけられるため、レビューやデプロイの状況も一目で分かる。


🔹 実務でよくある組み合わせ例

  1. 個人開発
     → GitHub Issue(開発タスク)+ Todoist(個人タスク)
  2. 小規模チーム
     → Slack(連絡)+ Trello(進捗ボード)+ GitHub
  3. 中〜大規模チーム
     → Teams(連絡)+ Asana(プロジェクト管理)+ GitHub Enterprise

エンジニアがタスク管理アプリを選ぶときのポイント

  1. 個人かチームか
     - 個人なら Todoist / Microsoft To Do
     - チームなら Trello / Asana / Notion
  2. 利用ツールとの相性
     - SlackやGoogle Workspace中心 → Trello / Asana
     - Microsoft 365中心 → Microsoft To Do
     - GitHubと深く連携したい → Trello+GitHub Issue
  3. UIの好みと慣れやすさ
     - シンプル派 → Todoist
     - カスタマイズ好き → Notion

まとめ

テレワークの効率を上げるためには、タスク管理アプリの導入が不可欠です。

  • 個人管理重視 → Todoist / Microsoft To Do
  • チームでの進捗管理 → Trello / Asana
  • 情報一元化もしたい → Notion

さらにエンジニアの場合は、

  • Slackで進捗通知や会話をハブ化
  • GitHubでコード管理とタスクを結びつける

これにより、タスク・コード・コミュニケーションがシームレスにつながり、テレワークでも効率的に働けます。

ツールを「単体で使う」のではなく「組み合わせて使う」ことこそが、エンジニアの生産性を最大化するカギです。


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